オームの法則

電流(A)・電圧(V)・抵抗(Ω)の関係
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電流・電圧・抵抗の関係
以下の単純な回路を見て下さい。 

 

抵抗(R)に加えられる電圧(V)と流れる電流(I)の関係は、以下の式で表せます。

I =


電流(I)は、電圧(V)に比例し、抵抗(R)に反比例する。

上の式から、以下の式も導き出せます。

V = I × R
R =


この関係を、オームの法則と言います。

 


電流・電圧・抵抗を表す記号と単位は、次の通りです。

 

記号 単位 単位の読み
電流 アンペア
電圧 ボルト
抵抗 Ω オーム

電圧を表す記号は、「E」を使う場合もある。
小さな値は、m(ミリ)やu(μ:マイクロ)を付加し、大きな値は、K(キロ)やM(メガ)を付加して表す。「単位と記号」参照。

 

具体例
3つの変数の内、2つの値が分かればもう一つの値は計算で求められます。
以下に具体例で説明します。電流を求める。 

I=V/R
=5/100
=0.05[A]

電圧を求める。

V=I×R
=10[mA]×1[KΩ]
=10[V]単位に注意
10mAは、0.01A
1KΩは、1000Ω

抵抗を求める。

R=V/I
=5[V]/20[mA]
=250[Ω]単位に注意
20mAは、0.02A

 


ここまでは、抵抗が1本しか無い単純な回路で説明しましたが、通常は複数の抵抗が直列や並列に組み合わさって構成されています。