08 Hospital

1999年10月27日(6週間と5日目)

ギブスの取り外し。SUGIドクター。

今日は待ちに待ったギブスの取り外しの日。 日赤病院の整形外科には、ギブス室という部屋があり、ギブスやコルセットの装着をここで行っている。 ここには、専任の装具屋さんがいる。 木曜日は、ISHIさん。 かなり年配のおじさんである。 2回目のギブス取り外しの時も、彼がやってくれた。 前回と同様に、カッターの歯が私の足にやたらと当たって、非常に痛い。 「痛い!痛い!」というと、 「俺のせいじゃないんだ。この歯が切れないからだ。新しいのと交換してくれといってんだが。」 と、前回と同じ事を言っている。 あんたのせいだよ。 結局、蓋を開けてみると、約10CMほど細長くやけどをしていた。 やけどを治す薬まで出してもらって、余計なお世話になってしまった。

看護婦さんがバケツを用意してくれた。 足を自分で洗えということだろう。 気持ちいいほど、垢が出てくる。 いくら洗ってもきりがないので、適当に止めよう。

ドクターは、これから足をつけて歩いてもいいといった。 しかし、私の左足は、完全に歩き方を忘れている。 全体重が、踵にかかって、足の指のほうに力が入らない。 以前どうやって、歩いていたのだろう。 こんなこと、普通に歩ける時は、考えもしなかった。 ま、とにかくギブスが取れたので、一日でも早く普通に歩けるよう、リハビリをしよう。