Calcium

Calcium(カルシウム)

カルシウムは、私たちの骨や歯の元になるもので、体にとって大変重要な元素です。カルシウムは、牛乳や魚類の骨などに豊富に含まれていますが、なかなか吸収率のよくないといわれています。血中のカルシウム濃度は常に一定に保たれていて、濃度が高くなったり低くなったりしない仕組みになっているそうです。カルシウムの保存庫の役割をしているのが骨で、血中の濃度が低くなると骨からカルシウムが溶け出し、濃度を一定に保ちます。逆に、濃度が高くなると余分な分を骨に蓄積しているそうです。

私は、当初骨は成人以降何も変化しないものだと思っていました。しかし、実際は日々変化をしており、毎年約20%は新しいものに置き換わっているそうです。誰もが年をとると、背が縮んだり、骨粗しょう症になったりします。それは、カルシウム摂取不足に原因があるようです。また、血液中のカルシウム濃度が低下すると、切れやすく、怒りっぽくなるそうです。最近、切れやすい子供の話とか、怒りっぽい老人の話をよく耳にします。これらもカルシウムと大きな関係があると思っています。

効能など
骨質化することにより丈夫な歯や骨を作る。
心臓の働きや血液状態を正常にし、高血圧や動脈硬化を予防する。
緊張や興奮を緩和し、イライラを解消する。
骨はカルシウムの貯蔵庫で、不足すると、骨軟化症や骨粗しょう症が起きる。
人間の体は、血液中のカルシウム濃度に敏感で、濃度が低下すると骨から
カルシウムを放出し、高い場合は、余分なカルシウムを尿として体外に排出する。