Beta Calotene

ベータカロチン(Beta Calotene)とビタミンA

ベータカロチンは色素の一種で、体内でビタミンAに変化する前駆体のプロビタミンAだ。 ただし、体内での吸収率は悪く、約3分の1しかビタミンAにできない。
ビタミンAは動物性食物に多く含まれているのに対して、 ベータカロチンは緑黄色野菜や海草に多く含まれている。 つまり、ビタミンAは脂溶性で、ベータカロチンは水溶性という性質を持っている。 そのため、過剰摂取という意味では、体の中の脂肪分に蓄積されやすいビタミンAよりも、 ベータカロチンのほうが危険性が少ないとされている。 そういう意味で、わたしはベータカロチンを主に摂取している。

効能
効能としては、大きく坑酸化作用と皮膚や粘膜を健康に保つ、といった二つの機能に大別できる。
坑酸化作用としては、
(1)生活習慣病を防ぐ
(2)ガンを防ぐ、という機能が上げられる。
免疫力を強め病気に負けない体つくりに貢献する。

皮膚や粘膜を健康に保つ作用としては、
(1)目の健康
ドライアイなどの目の酷使で起こる症状や視力低下にも有効との説あり。
(2)美肌
皮膚の角化を抑えるので、乾燥しがちな人のカサカサ肌やシワを改善。
(3)風邪ウイルスから守る、といった機能がある。
粘膜が強化され、風邪のウイルスの体内への進入をストップする。