ラハイナ
マウイ定番の観光スポット
. 「ラハイナには、Tシャツなんか売ってるよ。」

この言葉は、長渡家では有名だ。マイ・ブームといったところだろうか。 1992年にはじめて家族でマウイを訪れたとき、出迎えにに来てくれた現地ガイドの日系人おじいちゃんの口癖である。 この言葉を聞きながら、カフルイからラハイナを抜け、カパルアまでバスで連れて行ってくれた。口癖といっても、いつもこの言葉を枕詞に使っているわけではない。たぶん、ラハイナに向かう途中と、ラハイナの町をドライブしているときに、2回ほど聞いただけであると思う。だけど、そのときは非常に心に残る言葉だったんだろう。帰国後もしばらくは、ラハイナといえば、「ラハイナには、Tシャツなんか売ってるよ。」であった。そしてそれは今でも続いている。なぜって?ラハイナって、ほんとにTシャツしか売ってないから。関係者に怒られるかな。それほど、Tシャツを売っている店が目立っていた、ということ。

ワイレアからラハイナまでは、通常であれば、車で30〜40分で着くと思う。しかし、この日は土曜日で、時間も3時過ぎ。普通の日でも渋滞がひどく、地元の人にも評判の悪い時間帯であった。ラハイナに向かうメインの道路は1本しかない。この道がすごく混むのである。道路拡幅の要望や計画はあるらしいのだが、地価が高騰していて買収金など工事費用を捻出することができないらしい。 今回もこの渋滞にお世話になることになり、目的地のカアナパリに着くまでの1時間以上たっぷりとかかってしまった。

ラハイナの旧市街には、カアナパリのホエラーズビレッジの帰りに寄った。時刻は夕方の7時くらい。ちょうど夕日が海に沈むころであった。ワイレアでは、ラナイ島がじゃまになって(悪口を言っているのではない)、海に沈む夕日を見ることができなかった。 しかし、ラハイナの港からは、きれいに海に沈む夕日を見ることができた。その間20分くらいだったのだろうか。デジタルカメラで一瞬一瞬を丹念に撮影したり、デジタルビデオをセットして、夕日が沈む一部始終を撮影したり、けっこう忙しかった。おかげさまで、いい写真をとることができて、たいへん満足している。ラハイナに感謝、感謝。
Kazuyoshi Nagato 2004.
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