2003年 京都 家族旅行 夏
銀閣寺
. 本日は最終日。 昨日と同じように暑い。 しかし、今日こそは銀閣寺に行くぞ。
レンタカーも今日でおしまいなので、近くのガソリンスタンドで給油しておく。 この3日間いろいろ探索した中でいちばん安いガソリンスタンドは、何とホテルのすぐ近くにあった。 1L当り90円。安い。 昨日の夕方など、スタンドの前に車が行列を作っており、それが原因で渋滞していたほどだ。
給油を終え、一路銀閣寺へ。 銀閣寺も比較的ホテルから近い。 ちょうど駅にレンタカーを返す途中にある。
銀閣寺の近くでは、駐車場に異変が生きていた。 大きな駐車場は、1回800円。1日OK。 しかし、銀閣寺の近くに民家が、自分の庭先を駐車場として営業しているところもあった。 1時間500円のところもあり、2時間500円のところもあった。 他のところで気付いたような申し合わせしたような統一価格ではなかった。
参道にいちばん近い民家の駐車場を借りることにした。 1時間500円なり。 1時間以上は、止めないぞ。 でないと、1回800円のところ間あるので、逆に高くなってしまうから。

参道は、原宿の竹下通りさながら。 いつものように興ざめである。 拝観料を払って、中に入ろうとすると、 「ここは、三脚も一脚も禁止です。」とおじさんに言われた。 わたしは、デジタルカメラの手ぶれを防ぐために、いつもカメラに一脚を付けている。 それを見て注意したのだろう。 しかし、一脚で注意されたのははじめてである。
入り口を入ると、銀閣寺と思われる建物のすぐ裏に出る。 そこから少し回り込むと、砂でできた向月台のある表側に出ることができる。 銀閣寺の建物の前には、模様の入った白い砂の庭もある。 石庭にかけて、砂庭か(自分でも寒ーい)。 ここも竜安寺の石庭のように、白い砂の照り返しがきつく、非常に暑い。 観光客は、みなここで汗をぬぐっていた。

裏庭は、涼しくしかも苔深くきれいだ。 ここですばらしいものを発見した。 苔のコレクションである。 銀閣寺の大切な苔から不要なものまで、こまめに分類して展示されていた。 これは今後使えるかも。 なんせわたしは家族から、行く先々で苔の写真をとっているので、苔親父と呼ばれているのだ。

銀閣寺を出てすぐに小川が流れている。 この小川沿いに、左手へ向けて南禅寺あたりまで、哲学の道というのが続いている。 春には桜が咲き、秋には紅葉があって、とてもきれいな散歩道である。 しかし、この時期は緑一色で、ずっと歩くと飽きるかもしれない。
おっと、あまり道草を食っていると、1時間経ってします。 さっさと駐車場へ行かなくちゃ。 500円、500円。

タイトルの写真は、銀閣寺の正面、裏山に登る手前にある池である。 このあたりはうっそうとした庭木に囲まれていて、結構涼しかった。 2003年8月2日撮影。
Kazuyoshi Nagato
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